パインスクエア

施設の特長

 パインスクエアの特長

家庭的な雰囲気を大切にし、その人らしい生活を支援します

快適な居住環境 Comfort

在宅に近い家庭的な雰囲気の中で、プライベートを尊重した豊かな生活を提供します。

健康と安心のサポート Health & Safety

専門スタッフによる機能回復訓練など心身の健康維持管理をおこないます。医療機関との協力体制も整っています。

ゆとりと楽しさのある生活 Amenity

自分にあった生活リズムの中で、一人ひとりが充実した生活が送れるようなスペースやプログラムを提供します。

リーズナブルな料金 Reasonable Price

国の示したモデル料金に準拠しています。所得による割引制度もあります。

中庭 スペース ロビー

 第三者評価結果

2025年「岡山県福祉サービス第三者評価」を受審しましたので、その評価結果(総評)をご報告いたします。
【特に評価の高い点】

<Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織>

  今後の経営改善を進めるため、地元中学校や地区社会福祉協議会との連携(演奏会・フードドライブ・出前福祉講座)が実施されるとともに、認知症カフェが2026年2月頃予定されています。

  また、近々では生産性向上委員会を立ち上げ、朝の申し送りの職員個々による差異の修正を図るべくICT機器を活用することで改善がみられています。

  今後は、これら地域貢献や地域との共同を主軸とした新しい取り組みと生産性向上を平行実施することで、今以上の経営の安定が実現することを期待します。

 

<Ⅱ 組織の運営管理>

  施設長が思い描く「期待する職員像」をもとに各職員の受講状況を一覧表に作成し、受講管理をしています。施設外研修の受講研修と各テーマの選定は十分です。

  一方、施設内研修はインターネットによる動画配信とケーススタディー(職員をモデル)にしたものを併用した効率的な受講環境を準備しています。

  また、新人職員への研修は新入用ファイル一式につづられた新入職員研修用資料を基に実施され、実施の有無についてチェック表をもとに確認し、研修内容に漏れがないよう組織的に行われています。

 

<Ⅲ 適切な福祉サービスの実施>

  受審施設では、日頃から利用者一人ひとりに丁寧に向き合う支援が実践されています。

  認知症等により言葉での意思表出が難しい利用者に対しては、目の動きや表情、しぐさなどの非言語的なサインを大切にし、職員が利用者の思いや要望をくみ取ろうとする姿勢が見られます。

  一方で、自ら意見や希望を伝えられる利用者については、その思いができる限り実現するよう、介護支援専門員をはじめとする多職種が連携し、支援内容の調整が行われています。

  また、サービス担当者会議には利用者や家族が同席し、そこで確認された希望や意向は記録に残され、ユニット会議等で共有されています。

  こうした仕組みにより、職員間で共通理解を図りながら継続的な支援につなげる体制が整っています。

  さらに、権利擁護研修や接遇研修を通じて、利用者の尊厳を大切にし、声に耳を傾ける姿勢を職員全体で確認する機会が設けられており、利用者の思いを支援に反映しようとする取り組みが組織的に進められています。

 

<A 福祉サービス内容評価基準>

  利用者一人ひとりの生活リズムを大切にされており、入所時には利用者か家族から聞き取りを丁寧に行われており、利用者の希望にあわせた一日の過ごし方ができるような配慮がされています。

  特に起床時間や、入浴の順番など、利用者の意向にあわせ、柔軟な対応をされています。

  気になる利用者のことがあれば、ユニットを中心に施設長、看護師、栄養士、嘱託医等直ぐに連絡を取り合いながら支援されています。

 

【改善を求められる点】

<Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織>

  法人本部ならびに各施設・事業所としての中・長期計画が策定されていますが、法人本部の各計画内容については「順次」とされており、具体的にいつまでに完了するのか、明確になっていません。

 

<Ⅱ 組織の運営管理>

  受審施設における職種ごとのキャリアプランの構築が十分ではありません。そのうえで、「人事考課」の仕組みを導入するとともに、前述のキャリアプランと相まって、職員ひとり一人が将来の職員像を描くことができるよう検討頂ければと考えます。

  また、「期待する職員像」を明確にするとともに、それを目標として職員が一歩でも近づけるような仕組みづくりを法人全体で構築されること望みます。

  加えて、少なくともいつでも実習生を受け入れる体制づくり(マニュアルの整備など)は進めていただくとともに、受け入れ自体が難しい場合は、法人で受け入れた他の施設実習について、見学プログラムを導入してもらうなど、実習生を受け入れる機会を増やすこと期待します。

 

<Ⅲ 適切な福祉サービスの実施>

  受審施設では、食事介助など手厚い支援を必要とする利用者に対し、職員が丁寧に関わっており、その姿勢は評価できます。

  一方で、こうした支援には多くの時間を要することから、職員の業務負担が大きく、日常業務に追われる中で、利用者の生活をより豊かにするレクリエーション活動等に十分な時間を確保しにくい状況が見受けられます。そのため、 洗濯や清掃業務については外部委託を行い、職員の負担軽減に取り組まれていますが、それでもなお人的余裕が十分とは言えないとの職員の声が聞かれています。

  こうした状況を踏まえると、手厚い介助が必要な利用者への支援と、生活の質を高める活動の両立を図るため、業務の優先順位の整理や役割分担の見直し、さらなる業務効率化に向けた検討が求められます。

  今後、新たに職員が入職する予定であることから、人員体制の充実により職員の負担が軽減され、利用者一人ひとりの希望に沿ったレクリエーションや余暇活動が、より充実していくことが期待されます。

 

<A 福祉サービス内容評価基準>

  建築上対応が難しいかもしれませんが、居室内のトイレが居室に入ると見えてしまうところについて、カーテンやパーテーション等プライバシーの観点からも検討してみてはいかがでしょうか。

  入浴についてはストレッチャー浴の場合がシャワーのみで終わっており、検討していきたいとのお話しがありましたので、引き続き検討と対策を立ててみてはいかがでしょうか。

  終末期の対応は嘱託医が遠方であり難しいとのことでしたが、近隣の医療機関等の協力について検討してみてはいかがでしょうか。

 

※より詳しい評価結果は、こちらの「評価結果報告書」からご覧いただけます。